堀越彰 オフィシャルサイト

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堀越 彰 ユニット

 メンバー

首藤久美子 Kumiko Shutou
― 薩摩琵琶 ―

東京音楽大学卒業。薩摩琵琶を田中之雄氏に師事。
1998年NHK邦楽技能者育成会43期首席終了、NHK邦楽オーディション合格。
1999年、小椋桂企画歌語り3「一休恋慕」に参加。小椋桂「歌談の会」出演。第1回首藤久美子琵琶の会開催。
2000年、甲子みのる会琵琶楽演奏会出演。
2001年、田中之雄琵琶の会出演。第2回首藤久美子琵琶の会開催。
日本琵琶楽コンクール第3位入賞。日本音楽集団入団。
同団第26次海外公演「韓・日記念民族楽団」、ソウル公演参加など、多方面で活躍している。
現在、高崎芸術短期大学非常勤講師。

竹井 誠 Makoto Takei
― 尺八・笛・能管 ―

1956年東京生まれ。埼玉大学理工学部数学科卒業。
在学中より、日本音楽集団(和楽器アンサンブル)に尺八奏者として入団。
1980年代後半より、邦楽囃子笛方の活動を基盤とし、1994年より、芸名を望月太八次郎(Tayajirou Mochizuki)とする。一方で、本名にて日本音楽集団、林英哲グループなどで十数回の海外公演、ライブシーンで巻上公一(ヒカシュー)、仙波清彦、伊藤多喜雄などのユニットに参加。また、スタジオミュージシャンとして、ポップス(UAのアルバム他)、演歌、民謡、CM、劇中音楽(もののけ姫、スーパー歌舞伎他)などのレコーディングに多数参加。
現在は「東方異聞」の他、「エイジアンファンタジー・オーケストラ」、「夢玄」、「三橋美香子と総本山」にメンバーとして参加。ソロライブも展開中。

小濱 明人 Akihito Obama
― 尺八 ―

1975年 香川県高松市生まれ。同志社大学 文学部 卒業。琴古流尺八を石川利光氏に師事し、古典本曲(海童道 道曲)・外曲・現代曲を学ぶ。また、米谷智氏に師事し、民謡尺八を学ぶ。第46期NHK邦楽技能者育成会卒業。2000年 バンブー主催「第2回尺八新人王決定戦」優勝。
現在、尺八のソロでの活動の他、ギターの佐藤格やヴォイスのEmmeとのコラボレーション、ベース・ドラム・尺八によるユニット『天籟』での活動や、和太鼓グループ『は・や・と』、英哲風雲の会の和太鼓奏者、小泉謙一とのライブを展開中。また、民謡の伊藤多喜雄率いるTAKIO BANDのメンバーとしても活躍中。石の会、智竹会会員。

吉野 弘志 Hiroshi Yoshino
― WoodBass ―

1955年広島生まれ。高校時代よりベーシストを志す。 1975年に東京芸術大学器楽科に入学、在学中より明田川荘之( Piano )トリオのメンバーとしてジャズ・クラブに出演するようになる。1980年、坂田明( Sax )トリオに参加、翌年には同グループでヨーロッパ・ツアーをおこなう。以後、加古隆( Piano )とのデュオ活動、富樫雅彦(Percussion)トリオ、板橋文夫( Piano )トリオ、山下洋輔( Piano )パンジャ・オーケストラなど数多くのグループに参加する。

ジャズ・フィールドのみならず、現代音楽の分野での活動も活発で、高橋悠治( Piano-composer )、三宅榛名( Piano-composer )、吉原すみれ( Percussion )等ともしばしば共演、1985年には、故・武満徹プロデュースの" MUSIC TODAY "に出演、さらには1989年、1993年、1995年と三度にわたって「八ヶ岳高原音楽祭」にも参加した。さらに、最近は『アンサンブル・ノマド』にもしばしば客演している。 1991年よりは、日本の先住民族であるアイヌのアトゥイ氏率いるアイヌ詞曲舞踊団『モシリ』の一員として、コンサートやCD作品に出演する。

また、海外での公演も活発で『坂田明・微塵子空艇楽団』の中央アジア・ツアー(1994年)、『Asian Fantasy Orchestra』の東南アジア公演(1995年)、『金子飛鳥ユニット』のパリ公演(2000年、2001年、2002年)、『一噌幸弘グループ』のパリ公演(2002年)、などに参加する。

音楽以外のジャンルのアーティストとのコラボレーションも盛んで、愛知芸術文化センター主催の" 舟の丘、水の舞台 "(1996年)での委嘱作品の発表、天児牛大演出による加古隆の" 色を重ねて "(1997年)への出演、ニューヨーク在住の振り付け師・中馬芳子が主宰する『Unfinished Symphony』のアメリカ、東ヨーロッパ公演への参加などがある。尚、この公演を機会に『Unfinished Symphony』の日本側プロジェクトとなる『Unfinished Symphony Japan』の設立にも参加する。

現在は、自己のグループ『モンゴロイダーズ』を中心に、自らの民族楽器としてとらえているウッドベースの可能性を追究すべく、アジア、アフリカ、ヨーロッパなどの世界各国のミュージシャンとの定期的なセッションを試みている。また、金子飛鳥とともにアジア地域の擦弦楽器を一同に集めたプロジェクト『アジア擦弦楽団』も不定期な活動ながら日本とアジアの演奏家の貴重な交流の場となっている。

他に、『金子飛鳥アコースティック・ユニット』『塩谷哲トリオ』『一噌幸弘グループ』『坂田明・ケストラダマシ』『フェビアン・レザ・パネ-ガネシア・トリオ』『渡辺香津美アコースティック・ユニット』『小林洋子トリオ』などのグループのレギュラー・ベーシストをつとめ、さらには、大貫妙子等のヴォーカリスト、覚和歌子等の詩人とのセッション、レコーディングなどでも堅実なサポートをする。

こうした演奏家としての活動に加え、近年は作曲活動も活発で、中でも金子飛鳥との共同作品「Unfinished Symphony」はニューヨークの「1998 Bessie Award・作曲家賞」を受賞している。 2002年夏、「モンゴロイダーズ/泣いたら湖」(おーらいレコード)を発表した。