堀越彰 オフィシャルサイト

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堀越 彰 ユニット

 コンセプト

10年間、山下洋輔と活動をともにしたドラマー堀越彰が、自身のルーツに立ち返るべく2000年に結成したユニット「東方異聞」

「東方異聞」は、単なる異ジャンルの融合でも和楽器を使ったポップミュージックでもない。日本の様式美をモチーフに、破壊と創造の結果、日本発のワールドミュージックを創り上げる場である。現代を生きるプレーヤー達が自分のルーツと向き合い、それぞれの楽器の限界に挑戦する、これが「東方異聞」のテーマである。

「アルゼンチンにアストル・ピアソラ5重奏団があるように、日本には『東方異聞』がある。」

このバンドの理想型はピアソラ5重奏団である。
  民族音楽をベースにしていながら革新的であり、他に類を見ないスタイル。
  映像やダンスとの融合が可能で音楽の枠にとらわれない。
  独特なグルーブ感と「間」の美意識を持ち、力強くどこかもの哀しい。
これが「東方異聞」のビジョンである。
能管の旋律をモチーフにした能楽組曲「夢幻狂詩曲」、美しくも哀しい侍達の殺陣をイメージした「DON TAPPO」、報われぬ恋に心を狂わす琵琶歌語り曲「恋歌 RENKA」・・・。

  楽曲はどれもストーリーを持っている。
  プレーヤーの奏でるサウンドはその中の言葉であり、歌でありたい。

和太鼓奏者、林英哲のグループで活躍する尺八、笛、能管の 竹井 誠、
若手NO.1 女流薩摩琵琶奏者の 首藤久美子をフロントに、
売り出し中の若手尺八奏者の 小濱明人、
ジャズから現代音楽まで縦横無尽の活躍をするベーシスト 吉野弘志

希代の実力者を揃え、日本の伝統的な様式美をモチーフにした楽曲と予測不可能な即興演奏で独創的な世界を創り上げる。