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・・・・・予告 ! 次回特集は伊藤多喜雄氏との対談をお贈りします。乞うご期待 !!・・・・・
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AKIRA HORIKOSHI 東方異聞 CDレビュー |
(1) アーティストについて (2) アルバムについて (3) 曲について # 2 饗宴の舞 (Akira Horikoshi)---------------------------------- #3 哀歌 elegy (Kumiko Shuto)---------------------------------- # 4 さくらさく(ERiCO / Akira Horikoshi)---------------------------------- # 5 夢幻狂詩曲 (Akira Horikoshi)---------------------------------- # 6 月の砂漠 (Suguru Sakaki)------------------------------------ # 7 晩秋神楽 (Akira Horikoshi)---------------------------------- # 8 鶴翼の陣 (Akira Horikoshi)---------------------------------- # 9 送魂歌 requiem (ERiCO / Akira Horikoshi)---------------------------------- #10 落城 (Akira Horikoshi)---------------------------------- (4) 総評
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2008.1.30 (Wed) 南青山MANDALA Open 18:30 Start 19:30 Charge \5000 (nc.one drink&tax) ![]() お問い合せ/チケット販売 Office Play Ground E-mail info-horikoshi@mx1.ttcn.ne.jp 南青山MANDALA Tel 03 5474-0411 |
2006年、ウィーンでの衝撃から発作的に書いた「特集 ウィーン日記」は読んでいただきましたでしょうか? |
南半球のオーストラリアの12月は " 夏 "。30度を越してもさわやかな風の気持ちよい最高の季節です。ただ、今年はハエが異常発生したそうで、 どこに行っても顔のまわりには常にハエが飛び交っている、 着てる服にはビッシリたかっている、そんな状況の中での10日間となりました。 |
シドニーでは昨年 世界遺産登録されたオペラハウスやフィッシュマーケットに行きましたし、続いて行ったメルボルンはアートにあふれた街で、2つの美術館にクラシックコンサート他 3つのライブ、更に4つのビーチとプールで泳ぎ、 しまいにぁストロベリーファームまで行ってきました。特に4つのビーチはそれぞれ個性的。蒼くて美しくて静かで 果てしなくて、ハエさえいなきゃ「この世の楽園」。水温は異常に冷たく、決死の覚悟で泳いできました。 |
えっ? 仕事 ? しましたよ、 2回・・・。 その証拠に、藤井、田村、堀越のトリオでのシドニーでのライブがレビューになりましたのでご紹介します。 |
Sonic adventure from a land of surprises SATOKO FUJII TRIO |
地球上において最も断定し難いのは、日本文化なのか? 控えめでありながら実に調和のとれた陶磁器から、想像しうる最悪のTVクイズ番組まで、日本の文化は広がっている。様々な国のジャズはそれと同じような矛盾を持っている。演奏家達はアメリカのビバップに深い愛情を持ちながら、自らの国 ノルウェイ、南アフリカまたはオーストラリアの地において、斬新な異文化の交流を作り出す。
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彼らの音楽もそのひとつである。藤井郷子( piano) 、 田村夏樹 (trumpet)、 そして堀越 彰(drums)、彼らはそれぞれの楽器を最大限に生かした即興演奏で、ある種の衝撃をもたらした。 音の可能性 : 藤井は鍵盤を叩くことと同じように、ピアノの弦をはじくことに集中する。同様に、田村はトランペットの音をスラーさせ、、ミュートし、唸り、すすり泣き、時にその音を派手にとどろかせる。日本舞踊家の父を持つ堀越は、やはり踊り手のような優雅さと共に、重厚なドラムから小さなベルの音までを、日本の伝統的な太鼓をも組み込んで巧みに操る。 |
ある曲で藤井は、ミュートされたトランペットの音と囁くようなドラムに対して、ピアノの弦を竹のウィンドチャイムのように奏でる。トランペットはトンボのように羽ばたき、ドラムとピアノの深い流れの中に突進する。突然田村がホイッスルを吹き、音の風景は一変する。藤井は弦をこすることによって不気味な電子音のようなノイズを作り出す。トランペットは、ラジオの短波放送の局を探すときのような不快な音を集中攻撃させる。
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あたかもスイッチを入れるように完全な激しさに達することができるこのトリオの能力は、逆にその効果を弱めてしまうかもしれない。もしかすると、常に内容のある音楽でないにしても、それは美しい陶磁器のようでもある。しかし、そこには突拍子もないクイズ番組の兆しも見えるかもしれない。 |
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